知的財産権とマジックに関する研究会

日時:2019年6月16日(日)
会場:虎ノ門ホール
参加費:2000円(学生無料)

プログラム

13:35~14:20 「オリジナリティと権利」 松山光伸

マジックの権利に関し、講演者自身が昔から感じてきた様々な疑問をキッカケに調べてきた内容を紹介します。マジシャンが共有理解すべきポイントに触れます。

14:20~15:00 「マジックと特許」 中村安夫

マジックに関する日本最古の実用新案や特許の実例や欧米におけるイリュージョンやゾンビボールなどの特許登録例を紹介。最後にマジックと特許の関係について考察します。

15:00~15:10 休憩

15:10~15:55 「マジックの法的保護」 松下昂永

現状の法制度を前提として、現実の法的問題を検討したいと思います。
具体的には、マジックを法的に保護しようとした際の問題や、種明かしに関する法律問題を扱う予定です。

16:00~16:30 質疑応答

講師プロフィール

松山光伸

内外の奇術専門誌に創作マジックやマジック史の連載をしてきた奇術愛好家です。
NEW MAGIC誌やワンツースリー誌などで早くからこの問題を取り上げてきました。
著書に実証・日本の手品史セ ルフワーキングマジック入門があります。

中村安夫
大学マジッククラブOB、 「スティングのマジック玉手箱」Webサイトを1998年に開設。
2013年マジックネットワーク代表。2019年4月 より横浜マジカルグループ会長。
仕事での特許出願および特許調査経験を生かして、「マジックと特許」を研究中。

松下昂永
弁護士。知的財産(特許法、著作権法、不正競争防止法、商標法など)を中心に紛争
や契約実務に携わった後、現在は自治体内で法務担当として勤務。マジック× 法律をテーマに活動中。

イベントレポート