石田天海（1889-1972）は1920年代にアメリカに渡り、戦後帰国するまで30年以上も活躍した奇術師です。海外では「Great Tenkai」と称され世界的な知名度を誇り、さらに数々のオリジナル作品でも知られています。

マジックネットワーク7は日本奇術史、世界奇術史に名を残す石田天海を研究するため、資料収集と分析を行っています。

Tenkai Ishida (1889-1972) was a magician who moved to the United States in the 1920s and remained there for more than 30 years before returning to Japan after World War II. He is known as the “Great ” in the world and is also known for his many original works.

MN7 is collecting materials and conducting research in order to study Ishida, who has left his name in the history of Japanese and world magic.

年表

アーカイブプロジェクト

石田天海・おきぬ帰国関連資料（河合コレクション）

開催イベント

石田隆信氏による論考

第1回「インターロック・カードプロダクションの原案と天海の方法」
第2回「天海 VS カーディニのビリヤードボール対決」
第3回「シンパセティックシルク（６枚ハンカチ）の歴史と天海」
第4回「天海のカード・アディションについて」
第5回「天海ピンチと天海ペニーの混乱の歴史経過」
第6回「消える結び目（バーグ・ノット）の歴史と天海ノット」
第7回「天海の３ダイス・トリックについて」
第8回「天海のセンタースティールと解説の問題」
第9回「天海のペネトレーションハンカチ（１本のロープに結ばれたシルク）」
第10回「天海と２本の紐に結んだシルクの脱出」
第11回「天海と読心術」
第12回「天海の紐とハンカチの貫通」
第13回「天海のカラーチェンジ」
第14回「天海のロープパズルとバーノン」
第15回「天海のシルクの結びとけ」
第16回「天海のシルクのトリプル結びとけ」
第17回「天海の消えるロープの結び目」
第18回「天海のフライングクイーン」
第19回「天海とシェファロの結び目」
第20回「天海パームについて（文献記載の変遷）」
第21回「天海のロープ切り」
第22回「天海の新聞紙とハンカチ」
第23回「天海の紙幣焼き（ロングペーパーの使用）」
第24回「天海のスリーカードモンテ」
第25回「天海の小さくなるトランプ」
第26回「天海も演じた天二の袖抜けカードの謎」
第27回「天海のペーパーコーンとコイン」
第28回「天海の染め分けシルク(Dye Tube)」
第29回「天海の札入れとカードとその後の変化」
第30回「天海の蝶々」
第31回「天海によるバーノンのカッティング・ジ・エーセス」
第32回「天海による思ったカードの消失」
第33回「天海の数理による赤黒分離」
第34回「天海のメンタルカードトリック」
第35回「天海のハンカチとコイン」
第36回「天海の空中からシルク」
第37回「天海のサンドイッチカード」
第38回「天海のスリービング・コインチェンジ」
第39回「天海のシルク・プロダクション」
第40回「天海のひっくり返るカード（ Topsy Turvy Cards ）」
第41回「天海の共作カップ・アンド・ボール」
第42回「天海のシルクとボールのサプライズ出現」
第43回「天海の紙幣チェンジ」
第44回「天海の13のパズル」
第45回「天海の偶然の一致」
第46回「天海のペネトロコイン」
第47回「天海のシガレット・ロープ」
第48回「天海のブレンドカード」
第49回「天海の1カップ・３ボール」
第50回「天海作品の論考を振り返って」

石田天海『奇術演技研究メモ』より（中村安夫）