石田天海『奇術演技研究メモ』より

中村安夫

マジックネットワーク7(MN7)が主催する初めてのイベントとして、2015年4月に「第1回石田天海フォーラム」を開催することが決まりました。その準備期間中に、私はFacebook上で『石田天海「奇術演技研究メモ」より』という連載記事を11回に渡って連載しました。その後、続編を書こうと思案していましたが、Facebookを利用していない方も多いことから、まずは、発表済の連載記事を再録することにしました。多くの方に読んでいただければ嬉しく思います。

目次

第1回「奇術の見方について」
第2回「奇術に国境なし」
第3回「奇術人の類型」
第4回「奇術の選定」
第5回「オリジナルとバリエーション」
第6回「バリエーションの気構え」
第7回「ミスディレクション」
第8回「ショウマン・シップ」
第9回「プレゼンテーション」
第10回「奇術と音楽」
第11回「腹八分」
第12回「奇術の内容と表現」
第13回「奇術の選択と準備」
第14回「司会者と舞台裏」
第15回「男だとて」
第16回「良いか悪いか同じ動作の繰り返し」
第17回「繰り返しによって生きる芸」
第18回「繰り返しとショウマン・シップ」
第19回「他人の意見を聞こう」
番外編「石田天海師の「三代の天覧」に関する記憶違い」
第20回「失敗を防ぐために」
第21回「笑いの研究」

はじめに

石田天海『奇術五十年』の本はこれまで3回出版されています。

①1961年 朝日新聞社(193p)
②1975年 ユニコン貿易出版部(305p 限定500部)
③1998年 日本図書センター(226p)

日本図書センター版は朝日新聞社版を改題したものであり、表紙の写真は毎日新聞社が提供したものです。

ユニコン貿易出版部版は第一部に朝日新聞社版が収録され、第二部は東海マジシャン誌に連載された「歩みの跡」を再構成し、第三部「奇術演技研究メモ」と付録「やさしい手品の解説」は朝日新聞社版と「歩みの跡」から編集されたものです。

今回、もう一度、石田天海『奇術五十年』をじっくりと読み込んでみようと思いました。特に「奇術演技研究メモ」はタイトルを見ただけでも興味津々です。勉強になることがたくさん書かれています。今後、連載形式で、私が参考になったところを紹介するとともに、私の体験談も添えてみたいと思います。

(2014年11月22日)

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