2022年1月18日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 中村 安夫 天海研究 第40回「天海のひっくり返るカード( Topsy Turvy Cards )」 石田隆信 デックの半分をひっくり返し、ボトムの1枚をトップへ置いて、ファンに広げると全てが同じ向きにそろいます。このような現象が、さらにグレードアップした状態で後2回繰り返されます。1949年のルポールの方法が有名になり […]
2022年1月11日 / 最終更新日時 : 2022年1月11日 中村 安夫 天海研究 第39回「天海のシルク・プロダクション」 石田隆信 両手には1枚のシルクしかなく、そのシルクのあらための操作をした後で、1枚ずつシルクが増えて数枚になります。何度か左右の手がカラであることを示したにもかかわらず数枚に増えます。ハンク・ボール(ハンカチーフ・ボール […]
2022年1月4日 / 最終更新日時 : 2022年1月4日 中村 安夫 天海研究 第38回「天海のスリービング・コインチェンジ」 石田隆信 両手には50セントコイン1枚しか持っていないことをはっきり示し、左手の背部にコインを乗せます。その上に右手をかぶせ、その後、右手を持ち上げると25セントコインに変わっています。両手を調べても25セントしかないこ […]
2022年1月2日 / 最終更新日時 : 2022年1月2日 中村 安夫 天海研究 番外編「天海とカーディニの奇術合戦について」 中村安夫 「天海とカーディニの奇術合戦」について 2021年は長い間、日本奇術界で謎であった「天海とカーディニの奇術合戦」の時期と場所が、日本有数の奇術研究家の調査により明らかになりました。 (1)石田天海著『奇術五十年 […]
2021年12月28日 / 最終更新日時 : 2021年12月28日 中村 安夫 天海研究 第37回「天海のサンドイッチカード」 石田隆信 1968年に大阪と東京で「ジョイント・クロースアップマジック・コンベンション」が開催されています。この時に発行された冊子に掲載された天海のサンドイッチカード現象の作品です。「2枚のAAの間に客が自分のカード1枚 […]
2021年12月21日 / 最終更新日時 : 2021年12月21日 中村 安夫 天海研究 第36回「天海の空中からシルク」 石田隆信 1937年8月のスフィンクス誌に”Silks from the Air”のタイトルで発表されています。右手の裏と表をあらため、再度、裏を見せた後で空中からシルクを取り出します。さらに、このシルクを空中で振ると2 […]
2021年12月7日 / 最終更新日時 : 2021年12月7日 中村 安夫 天海研究 第35回「天海のハンカチとコイン」 石田隆信 ハンカチから1枚のコインが出現する現象で、1934年のスフィンクス誌9月号に発表されています。たいしたことがないように思ってしまいますが、この作品の12のイラストを見ていますと、話題になったフレッド・カップスの […]
2021年11月30日 / 最終更新日時 : 2021年11月30日 中村 安夫 天海研究 第34回「天海のメンタルカードトリック」 石田隆信 1937年のGenii誌8月号に”Japanese Mental Card Effect”のタイトルで発表されています。これが1974年の”The Magic of Tenkai”にそのまま再録されていました。 […]
2021年11月23日 / 最終更新日時 : 2021年11月23日 中村 安夫 天海研究 第33回「天海の数理による赤黒分離」 石田隆信 現在では全く知られていない面白い数理原理の作品が、昔の文献で見つかると嬉しくなります。それがTAMC発行の天海の「Card Magic」の中で見つかりました。天海氏が1949年の一時帰国時にTAMCでマジックを […]
2021年11月16日 / 最終更新日時 : 2021年11月29日 中村 安夫 天海研究 第32回「天海による思ったカードの消失」 石田隆信 表向きに配った10枚のカードから客に1枚を思ってもらいます。その10枚をもう一度表向きに配ると、客のカードがあった枚数目のカードが別のカードに変わり、客のカードはポケットから取り出されます。この作品が影響を受け […]