「奇術師のためのルールQ&A集」連載開始にあたって

中村安夫

2019年6月16日にMN7主催「知的財産権とマジックに関する研究会」を開催しましたが、継続して研究すべきテーマであることから、3人の講師に加えて、特許実務に詳しい志村浩氏に参加していただき、「知財とマジック」ワーキンググループ(IP-Magic WG)を2019年8月に結成し、活動を開始しました。メンバーは、以下の4人です。

志村浩、中村安夫、松下昂永、松山光伸 (五十音順)

2020年2月1日に公益社団法人 日本奇術協会が公開した「インターネットを利用した動画によるタネ明かしのガイドライン〈2020年度版〉」の策定には、IP-Magic WGが協力させていただきました。

その後、アマチュアマジシャンも含む一般向けのガイドライン作成を進めてきましたが、難解な条文を提示する前に、理解がしやすい「Q&A集」を作成しましょうという話に意見が一致しました。既に事例が多数集まりましたので、今後、連載形式で内容を公開いたします。

なお、このQ&Aの回答は著者の個人的な見解を示すものであり、この回答に従った行為により損害が生じても、賠償の責は一切負いません。

ご意見、ご質問は歓迎しますので、こちらからお寄せください。
※メール件名に【ip-magic】を記載願います。

疑問に思っていることがありましたら、質問(Q)の事例をお送りください。IP-Magic WGで協議して、回答(A)を付けて、本コーナーに掲載いたします。

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